膝の痛みを再発させない走り方とは!?

      2018/02/11

こんにちは。

マラソンのロジカル先生こと五十嵐茂幸です。

 

今回は膝の痛みが治まったあとのこと

ランニングを再開するにあたって気をつけるべきいくつかのポイントのうち

「実際に走るときの注意点」

をご紹介していきます。

 

 

走るときに意識すべきなのは膝ではない!

膝の痛みがなくなったら、

「やっと、また走れる!」

という喜びと同時に

「また痛くならないかなぁ」

という不安も湧いてきていませんか?

膝を気を気にするあまりフォームが崩れると、

再発はもちろん、その他の部分を炒めるリスクも高めてしまいます。

 

だからこそ

走るときに気を付けるべきなのは膝ではありません。

 

再発させないランニングフォームの3つの意識

では何に気をつけて走ればいいのか。

オススメの3つの意識すべきポイントをご紹介します。

ただ、一度に意識できることは限られるので、一つずつ自分の感覚に会うものを試していってみて下さいね。

 

①目線は10mほど先に向ける

膝を痛めると

走る際の膝の向き、脚の出し方は重要です。

 

ただし、走りながら膝の向きを確認しようとすると目線は下がり、

上体が前に突っ込んだ形、

または

膝を前に突き出す形に。

どちらの姿勢も膝に大きなストレスが掛かります。

 

目線は10mを目安に少し先に向け、綺麗な姿勢をキープすることの方が

脚は正しく出しやすくなります。

 

②足音は小さく、やさしく

足音が大きいということは、地面に強い衝撃が加わっている証拠。

つまり着地の際にブレーキを掛ける方へ力を使っています。

 

膝に衝撃を吸収させていては、痛みの再発の可能性が高い。

 

足音が大きいあなた、

普段の生活から足音が大きくなっていませんか?

 

歩くときや階段を上る時など日常の中でも気をつけてみましょう。

 

③肘を引くように腕を振る

 

「腕振りは大切」というのもランナーの中では常識といってもいいことですが、

重要なのは「どのように腕を振るのか」

 

肘を引くことで、肩甲骨も連動して動く。

上半身の姿勢が保たれ、身体の捻りによって脚も自然に前に出てきます。

 

長い距離を走る際のフォームとしては

肘は身体の真横から後ろで動く

と思ってもらうと良いですね。

 

走った後には膝を気にしよう

走っている最中に痛みがで始めた場合は無理してはいけませんが、

無事に走り終えられたときには、膝の状態を確認してみて下さい。

 

直後や翌日に

・痛みがないか

・動かしてみての違和感がないか

・熱や腫れがないか

を見ながら

 

ストレッチなどのケアと、次の練習の計画を立てていきましょう。

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五十嵐 茂幸

五十嵐 茂幸

『 マラソンのロジカル先生 』痛みの不安なくマラソンに挑むランナーさん専門のトレーナー。スポーツリハビリの専門家:日本体育協会公認アスレティックトレーナーの資格を持ち、工学部化学科卒という異色の理論派。自身もランナーとしてサブ4を達成、接骨院でも勤務、知識と経験を兼ね備えた指導を行なっている。 詳しいプロフィールはこちら→ http://runners-concierge.com/profile/

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