プロフィール② 痛みの不安から解放
2018/02/05

Contents
ワクワクしない将来からの脱出
ハンドボール部を退部して
代わりに進学へ向けて勉強に集中
した訳ではなく、
失った熱は部活動だけでなく学校生活にも波及して
学校行事などもほどほどの無気力系ゆるゆる高校生活に
「どちらかというと理系だな」
「得意な科目は化学かな」
それだけの理由で選んだ工学部化学科の大学へ進学
研究者になるには大学院への進学はほぼ必須
8割近くが進学を選ぶ環境
白衣とガスマスクを着けて実験を繰り返す日々に
「就職して、これを繰り返す人生かぁ・・・」
将来にワクワク感はなく、路頭に迷いました
就職活動もそこそこに進路も決まらないまま卒業し
ズルズルとニートへ
大学卒業前も、卒業後も
「これからどうするの?」
「何かやりたいことはないの?」
度々聞かれるこれらの質問への答えが当時は見つかりませんでした
意思のなさへの自己嫌悪
部活動も、大学の専攻も
選んだ理由は
「なんとなく」「流れで」
周りの雰囲気に合わせてそれらしく振る舞おうとする
自分が嫌いでした
精神面の不健康は体調にも現れ、アトピー性皮膚炎も悪化
痒さで目を覚ますし、掻いた痕からでた膿で毎晩シーツが汚れる状態に
自信を取り戻させてくれた「運動」
そんな苦しみの中で回復の糸口になったのが
昔から親しんできたスポーツ
当時2010年はフィギュアスケートの浅田真央選手や高橋大輔選手が活躍したバンクーバーオリンピックや
本田圭佑選手のフリーキックが印象的で決勝トーナメントまで進んだサッカーの南アフリカW杯など
大きなスポーツイベントの多い年でした
そんな選手たちのプレーに触発されて始めたのがランニング
少しずつ走れる距離が伸びていき、スピードが上がっていく中で
自分への自信が芽生え出しました
そして、いろいろ浮かんだやりたいこと候補の中でも
スポーツに関わる仕事、
特に「トレーナー」だけが唯一
どうやったらなれるのか、資格や学校はあるのかを調べ出し、
学校の資料を請求し・・・
実際に次の行動へと踏み出すことができた初めての仕事でした
繰り返す痛みへの不安と克服への道
難関資格を目指して
1年のニート生活を経て、両親の援助もあり
東京のトレーナー専門学校へ進学して再スタート
合格率3割ほどの難関資格
「日本体育協会アスレティックトレーナー」取得に向けて
仲間とともに勉強し、
サッカー、野球、テニスなどさまざまなスポーツの現場に
実習生として参加して経験を積みました。
しかし、自分自身も体力をつけなければと
前以上に取り組み始めたランニングで膝を痛めてしまいました。
整形外科では
「レントゲンでは異常ないですね。湿布出しておきますね。」
その時の痛みは治り、しばらくの休養ののち、
ランニングを再開するとまた痛む膝
自力で痛みに立ち向かう!
意を決して
教科書や参考書を頼りに、自力でストレッチやトレーニング方法を模索
原因は
高めたランニング頻度に耐えられるだけの筋力が足りなかったことだとわかりました。
弱っていた筋肉を働かせ、膝に負担を掛けていた走り方を修正することで
今度こそ再発することなく再び走り回れる状態に
痛みやその不安に悩む人のために
マンツーマンで寄り添う指導者へ
実習の現場で出会った多くのスポーツ選手だけでなく、
自分自身と同じように、痛みや再発の不安から
やりたいことができずにいる人がたくさんいるのではないかという思いから
学生時からパーソナルトレーナーとしての活動をスタート
そして、名古屋のマンツーマン専門スタジオへ就職
就職後に参加し始めたマラソン大会にハマったのを境に、
ランナーへのサポートに特化したトレーニングやケアの知識や技術を高め
2016年に独立
自立したランナーになって欲しい
自分との戦いであるマラソンに挑むランナーさんだからこそ
これからも長く、ランニングを楽しむことができるように
・自分の身体の変化に気づくこと
・目標とするレースのために十分な準備をすること
・自分の体を自分で労わること
以上3つのことを習得することで
痛みの不安から解放されて欲しいです!
そんな自立したランナーになりたいという方、
ぜひサポートさせてください。
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五十嵐 茂幸

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